Introduction

2022年11月26日(土曜/昼)

サイレント映画3日間の旅
2日目(昼の部)

上映作品:『臨時雇の娘』 The Extra Girl〈1923年アメリカ〉『チビっ子ギャング 突貫ガラクタ列車』The Sun Down Limited(1924年アメリカ) / 協力:喜劇映画研究会

ハリウッドの大プロデューサーのマック・セネットが、生涯をかけて愛し続けた唯一の女性メーベル・ノーマンドに捧げた渾身のラブレターが、本作『臨時雇の娘』です。この作品を演じるのが念願であった活動弁士・縁寿と、コメディはおまかせあれ!のピアノ即興演奏家・神﨑えりが組んで、本作の魅力をさらに盛り上げます♪ 作品解説は喜劇映画研究会代表の新野敏也氏が担当。 マック・セネット本を出版している新野節、今回も炸裂予報♪ セネットとメイベルの恋についてのエピソードなど、 トークや芝居仕立てにして 音声配信 stand.fmの縁寿チャンネル 「活動弁士は七変化」 https://stand.fm/channels/619a6e8068a05f77c0dd007a より配信します!アカウント無くても聴けますが、 登録があれば最新の配信通知も届くように設定出来ます。お楽しみに♪ 併映作品『チビっ子ギャング 突貫ガラクタ列車』は、新進気鋭の活動弁士・尾田直虎が演じ、神﨑えりが伴奏します。こちらもお楽しみに。(縁寿)


演奏家紹介

  • 縁寿(弁士)Enju / benshi

    縁寿(弁士)Enju / benshi

    東京都出身。1981年劇団ひまわりに入団し、18期研究科卒業後、公演部にて準劇団員として全国講演「小さい魔女」(主役)などで活躍。1988年劇団ひまわり退団後、劇団影法師の国際交流基金公演で、中国5都市、アセアン5カ国で“シルエットマイム”などを通してアジアの子どもたちと交流。同時に日本魔術団の伝統芸能“水芸(和妻)”のアシスタントやネタっことしても舞台に立つ。その後、劇団翔の会の劇団員などを経て、2000年東京キネマ倶楽部の弁士オーディションに合格。 2001年リリアン・ギッシュ主演「散り行く花」で弁士デビュー。2002年春、女性弁士の草分け的存在の澤登翠に弟子入り。以後、イキのいい活弁をモットーに新境地を開拓。明朗闊達時代劇からロマンティック・メロドラマまで、役者出身ならではの感性で演じ、弁士として活動を続ける。2016年秋独立。2018年元旦より斎藤裕子から、名前を「縁寿」(えんじゅ enju)と改名し、現在に至る。

  • 尾田直虎(弁士)Takatora Oda / benshi

    尾田直虎(弁士)Takatora Oda / benshi

    2000年熊本県生まれ。東京学芸大学教育学部卒。卒業論文の研究テーマはATGの青春映画。大学在学中より学生演劇で役者・演出として活動。第1回カツベン映画祭『瀧の白糸』の鑑賞をきっかけに、その魅力的な話芸にひかれ活弁の世界へ。現在、無声映画鑑賞会に出演しつつ「最も若い活動弁士」として目下勉強中。

  • 神﨑えりEri Kozaki /piano

    神﨑えりEri Kozaki /piano

    国立音楽大学作曲学科を首席で卒業後、フランスに渡り、パリ国立高等音楽院に入学。エクリチュール科の学位を最優秀の成績で取得。また、同音楽院即興演奏科 (improvisation au clavier)に日本人として初めて、ピアノ部門では女性としても初めて合格・卒業する。
    在仏中より音楽活動を積極的に行っており、作曲家として国内外の演奏家達への作品提供多数、即興演奏家・ピアニストとしてはフランス、イタリア、日本、韓国、アメリカ合衆国において多くのコンサート、フェスティバル等に出演。ダンサー、喜劇俳優、映像作家など、異なるジャンルのアーティストとのコラボレーションも多数。
    また、近年はピアノソロ即興演奏による無声映画伴奏に特に力を入れており、これまでに無声映画伴奏ピアニストとして、欧州の国際映画祭において招待演奏を行い、高い評価を得ている。
    現在は東京高等バレエ学校ピアニストを務めながら、後進の指導にも当たっている。

  • 作品データ1
    「臨時雇の娘」The Extra Girl
    75分22コマ映写 / 日本語字幕:石野たき子
    製作年:1923年
    配給:パテ・エクスチェンジ=アソシエイテッド・エキシビターズ作品 製作:マック・セネット
    監督:F・リチャード・ジョーンズ
    脚本:バーナード・マッコンヴィル、マック・セネット
    撮影:ウォルター・ランディン
    美術:リール・K・ヴェッダー
    特殊効果:ウィリアム・マクドナルド

    出演:
    メーベル・ノーマンド(スー・グラハム)
    ラルフ・グレイヴス(恋人デイヴ)
    ジョージ・ニコルズ(スーの父)
    アンナ・ダッジ(スーの母)
    ヴァーノン・デント(スーの結婚相手)
    シャーロッテ・メヌー(ブラウン嬢)
    ラムゼイ・ウォーレス(投資家ハケット)
    ルイーズ・カーバー(衣装部主任)
    ウィリアム・デズモンド(男優)
    カール・ストックデイル(歴史劇の監督)
    エリック・メイン(冒険活劇の監督)
    ジャッキー・ルーカス(スーの息子)
    マックス・デヴィッドソン(衣装制作担当)
    1997年フィルム復刻・2017年デジタル復刻=新野敏也(喜劇映画研究会)
    復刻協力:児玉数夫、岡崎英夫(I.M.G)、大澤万佐夫、ソニーPCL、ヨコシネDIA

    作品解説
    これまで短編ドタバタ喜劇の量産により「大衆の味方」を自認していたマック・セネットが、重厚かつ繊細なメロドラマ、サスペンス、冒険活劇のエッセンスにスマートなギャグをちりばめ、メーベルとの叶わぬ恋(永遠の愛)を結実させた、幻の文芸超大作!(新野敏也) 

    あらすじ
    女優を夢見るスーは、故郷に恋人デイヴを残してハリウッドへ旅立った。
    そこは見るもの聞くものすべてが新鮮な別世界。トレンドの石油採掘権の話にも大きな期待を膨らませ、家族の全財産を投機してみると…

    作品データ2
    「チビっ子ギャング 突貫ガラクタ列車」The Sun Down Limited
    1924 年 アメリカ映画 19 分 24コマ映写/日本語字幕:石野たき子 ※日本未公開

    出演
    ジョー・コブ、ジャッキー・コンドン、ミッキー・ダニエルズ マリー・カーンマン 、アレン・ファリナ・ホスキンス、アンディ・サミュエル ゲイブ・サインツ、ソニー・ロイ・ワード、サンシャイン・サミー・モリスン

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