Introduction

2021年9月6日(月曜/夜)

山崎バニラ・サイレント映画の旅

上映作品:エルンスト・ルビッチ監督『陽気な巴里っ子』


大人の悦楽 エルンスト・ルビッチ! 普段は劇場でこどもたちを大いに楽しませる人気活弁士の山崎バニラが、夜のライブハウスで艶っぽく語る大人のお愉しみ!異色のプログラム! 天下の洒落者、ドイツ系ユダヤ人のルビッチ監督が、ハリウッドの視点で描いたパリの享楽!知らぬが華の嬌態を笑い飛ばす、軽妙でフェティッシュな構成をピアノ弾き語りでご堪能あれ♪(喜劇映画研究会代表 新野敏也)

パフォーマー紹介

  • 山崎バニラVanilla Yamazaki / Benshi

    山崎バニラvanilla Yamazaki / Benshi

    活弁士(活動写真弁士)。2001年、無声映画シアターレストラン「東京キネマ倶楽部」座付き弁士としてデビュー。独特の声で大正琴とピアノを弾き語る独自の芸風を確立。2018年~東京国際映画祭チルドレン部門で活弁を披露。2019年公開、周防正行監督『カツベン!』に出演。声優としてもアニメ『ドラえもん』ジャイ子役、『ポチっと発明ピカちんキット』ポチロー役他出演作多数。清泉女子大学のスペイン語学科卒業の経験を生かし、2021年4月よりNHKラジオ『まいにちスペイン語』でコーナーを担当。
    宮城県白石市観光大使。2017~2019年、JR東日本クルーズトレイン「TRAIN SUITE四季島」が白石駅に到着の際、能楽堂「碧水園」にて活弁ステージを担当。パソコンで動画・音楽・アニメ・ホームページを自作する。著書に『活弁士、山崎バニラ』。

    作品データ
    『陽気な巴里っ子』So This is Paris
    1926年/アメリカ映画/26コマ変速再生/63分
    ワーナー・ブラザース配給、エルンスト・ルビッチ・プロダクション作品
    製作:ダリル・F・ザナック
    監督:エルンスト・ルビッチ
    脚本:ハンス・クレイリー
    原作:アンリ・メイヤック、ルドヴィク・アレヴィ
    題字:ロバート・ワグナー、ロバート・E・ホプキンス
    背景画:ヴィクター・ヴァンス
    撮影:ジョン・J・メスコール
    特殊効果:F・N・マーフィー
    照明技術:バート・シップマン
    美術:ハロルド・グリーヴ
    助監督:ジョージ・ヒッパード、エルンスト・レムレ
    出演:
    モンテ・ブルー(ポール・ジロー医師)、パッツィ・ルース・ミラー(その妻 スザンヌ)、ジョージ・ベランジャー(ダンサーのモーリス・ラレ)、リリヤン・タッシュマン(その妻 ジョルジェット・ラレ)、マーナ・ロイ(ラレ家のメイド)、シドニー・ダルブルック(オートバイの警察官)、マックス・バーウィン(刑事)、 ドット・ファーレイ(モロー未亡人)