Introduction

2020年11月29日(日曜/夜)

竹内直 quartet

本当に素晴らしいミュージシャンたちとの共演、心から楽しみです。このメンバーは、初めての組み合わせです。どんな化学反応が起こるのか、リスナーのかたとどんな共感を紡げるのか。みなさんと当日お会いできるのを楽しみにしています。(竹内直)

メンバー紹介

  • 竹内直Nao Takeuchi / tenor saxophone

    竹内直Nao Takeuchi / tenor saxophone

    1977年、1986年と2度にわたって渡米。ニューヨークでバイヤード・ランカスター(as)、スティーブ・グロスマン(ts)に師事。
    デニス・チャールス(ds)、ウィリアム・パーカー(b)、クラレンス・C・シャープ(as)エレン・クリスティ(voらと共演。Jazz Center of NewYorkに自己のバンドで出演。
    1990年、エルビン・ジョーンズ(ds)ジャパニーズ・ジャズマシーンに参加。
    フレディ・ハバード(tp)と共演。
    1991年、ブラジルに渡りリオデジャネイロでルイザン・マイヤ(elb)と親交を深め、サンバやボサノバを吸収する。
    1994年頃よりテナー・サックス(のちにバス・クラリネット、フルート)による無伴奏ソロ演奏をはじめる。
    2002年、山下洋輔(p)ユニットのメンバーとしてヨーロッパ・ツアーを敢行。
    2002年、来日したビル・クリントン前米国大統領の歓迎晩餐会でサキソフォビアのメンバーとして、メイン・ステー ジを務め、 クリントン氏から賞賛される。
    2008年、セネガルに滞在し、世界的打楽器オーケストラのドゥ・ドゥ・ンジャイ・ファミリーと親交を深める。
    2008年、天河神社に奉納演奏。
    現在、ジャズフェスティバル、野外コンサート、全国のライブハウスなどで演奏中。
    NHKセッションなどのFM番組にも、出演多数。

    公式WEBサイト http://takeuchinao.com/

  • 石井彰Akira Ishii / piano

    石井彰Akira Ishii / piano

    川崎市に生まれる。大阪音楽大学作曲科在学中、ビル・エバンスを聞き衝撃を受け、ピアニストを志す。卒業後、関西で活動を始め、1991年拠点を東京へ移す。大隅寿男(ds)と出会い、トリオに参加。数々のプレイヤー、ボーカリストと出会い演奏、作曲、アレンジ、プロデュースなどの活動を行うようになる。1998年より日野皓正(tp)クインテットに参加し、故日野元彦(ds)からも多大な影響を受ける。
    2001年には、俵山昌之(b)、江藤良人(ds)からなるオリジナルトリオで初リーダーアルバム『Voices in The Night』(EWE)を発表、続いて02年ソロアルバム『Presence』(EWE)、及びニューヨーク録音のスティーブ・スワロウ(b)とのデュオアルバム『That Early September』(EWE)を発表。03年、04年とトリオによる『Synchronicity』(EWE)、『Embrace』(EWE)をリリースし、精力的な活動を続ける。
    2010年には、初の著書『超絶ジャズピアノ』(リットーミュージック)を執筆する。2011年、ソロピアノアルバム『a~inspiration from muse』(Studio TLive Records)をリリース。同年、トリオに杉本智和(b)を新たに迎え、新境地を開拓。また、新たにカルテットを結成。類家心平(tp)、川村竜(b)、江藤良人(ds)からなるサウンドはトリオを拡大したものに留まらず、独自の音世界が広がりつつある。このトリオとカルテットサウンドの集大成として、2014年6月に『Endless Flow』(Studio TLive Records)をリリース。 2017年、“Chamber Music Trio”を結成。須川崇志(cello)、杉本智和(b)という二つの弦楽器をフィーチャーしたジャズトリオで新たな表現を目指している。その他、Scene of Jazz(安カ川大樹、大坂昌彦)、Boys Trio(金澤英明、石若駿)のピアノトリオに参加。幽玄郷~yu-gen-kyo(市野元彦gt、吉野弘志b、小山彰太ds)カルテットも主催するに至る。 その幅広い音楽性は、聴く者に多面的な印象すら与えるが、常にその根源にあるものは、音楽に対する真摯な姿勢と、溢れんばかりのしなやかな生命力である。それらが、特有の豊かな表現力と優れたバランス感覚によって芸術へと昇華され、多くの人々を魅了している。

    公式WEBサイト http://www.akiraishii.net/index.html

  • 若井俊也Shunya Wakai / bass

    若井俊也Shunya Wakai / bass

    1988年生まれ。
    愛知県名古屋市出身。
    3歳よりヤマハ音楽教室に通いクラシックピアノ、作曲などを学ぶ。明治大学入学と同時にコントラバスをはじめ、翌年大学を中退し演奏活動を開始。
    2013年に、マイルスデイビスのバンドに在籍した唯一の日本人であるケイ赤城氏のトリオに加入しレギュラーメンバーとして数々の国内外のツアーとアメリカでのレコーディングに2枚参加。
    現在、ケイ赤城トリオ、ユキアリマサトリオ、渡辺翔太トリオ、竹内直カルテット、原大力カルテット、井上銘グループ、若井俊也トリオなど様々なバンド、セッションで都内を拠点として全国で精力的に活動中。

    公式ブログ https://ameblo.jp/wakai0515/

  • 大坂昌彦Masahiko Osaka / drums

    大坂昌彦Masahiko Osaka / drums

    1986年奨学金を獲得し、バークリー音楽大学に留学。在学中にデルフィーヨ・マルサリスのバンドに在籍し全米各地のジャズフェスに出演。 NYでの活動後、1990年に帰国。
    大坂昌彦・原朋直クインテットを結成。アルバム 6枚をリリース。うち 2枚がスイングジャーナル誌でゴールドディスクに選定される。一方、日米混合バンド、ジャズネットワークスでもアルバム 4枚をリリース。
    単独リーダーアルバムもリリースしており、3枚目の 「Walkin' Down Lexington」 はスイングジャーナル誌で制作企画賞を受賞する。 4枚目のアルバム 「Cross Fade」 録音時には MBS 放送でドキュメンタリー番組を制作、放送される。 2004年、2006年と「東京ジャズ」に出演。同年、上海ジャズにも出演。 2008年に 7年ぶりとなるリーダーアルバム 「Hommage」 を発表。本作でコラボレートした自動車メーカー AUDI のイベント 「music meets art」 に 2008、2009年と出演。 2010年に 「Funky 7」 をリリース。 2011年に休刊したスウィングジャーナル誌では 16年間の長きに渡り、ドラム部門人気投票で 1位に選ばれ続けた。
    2011年には台中ジャズに出演。2012年に 8枚目となる 「assemblage」 を発表。
    プロデュース作も多く、 2014年にプロデュースした「ジャズ・シネマ・パラダイス」はハイレゾ配信サイト e-onkyo にて長期間 1位にランクされ、業界の話題となる。 2015年には「東京プレミアム・ジャズ・セッション」。 2016年にはシリーズ第三弾の「ジャズシネマ・ファンタジー」がジャズジャパン・アワードを受賞。
    2018年には9枚目のリーダーアルバム「Tricollage」を発表。2019年9月北京ドラムフェスティバルに参加。10月には2度目の台中ジャズに出演。
    サイドメンとしても 100枚を越えるジャズのアルバムに参加している。
    現在は Aseemblage、EQ、Scene of Jazz、サムライ・ビバップ・トリオ、F.E.J.E.、trio vintage 等のレギュラーグループで精力的に活動している。
    1996年より洗足学園音楽大学の非常勤講師を務め、 2012年客員教授に就任。

    公式WEBサイトhttps://osaka-masahiko.com/