Introduction

2020年11月27日(金曜/夜)

山田穣 hybrid quartet

予定では山田穣 hybrid quintet でした。ジョ―さんと守谷美由貴さんのツーアルトで、「アルトマッドネス」のような演奏を希望して、私が企画したのですが、ライブの一週間前になって、思わぬ事態が起こってしまいました。美由貴さんが流行りの感染症に罹患して、抜けなければならなくなったのです。それで、急きょquartet になりました。松本茜さんは、ジョーさんのフェイバリット・ピアニストで、彼とは共演回数も多く、素晴らしいピアノを弾きます。ベースの工藤精君、ドラムの斉藤良君は、私が大変買っているミュージシャンです。ジョ―さんとの共演は久しぶりのようです。この四人が互いに刺激し合って、火花の散る白熱した演奏をしてくれるはずです。(店長藤井秀男)

メンバー紹介

  • 山田穣Joh Yamada / alto sax, soprano sax

    山田穣Joh Yamada / alto sax, soprano sax

    1968年10月27日生まれ。12歳からアルトサックスをはじめ、故・前川元氏(元シャープス&フラッツ)、 Daniel Banks氏に師事。1989年にバークリー音楽院に一年のみ在籍し、ビル・ピアース、ジョー・ビオラに師事する。ロイ・ハーグロ-ブ、アントニオ・ハートらとの共演を経験し、90年に帰国。益田幹夫氏との共演を経て、大坂昌彦、原朋直、嶋友行らとともに椎名豊クインテットに参加。
    本格的にプロミュージシャンとしての活動にはいる。その後、原・大坂クインテット録音にゲスト参加、小林陽一&Good Fellasに加入。秋吉敏子氏、日野皓正氏、故・日野元彦氏、故・本田竹広氏、峰厚介氏、向井滋春氏、宮之上貴昭氏、大西順子氏、など数多くのミュージシャンと共演を重ねる。
    1996年、ハイネケンジャズコンペティションにて優勝。初リーダー作「Bluestone」を発表。更に1998年には2作目の「In The Pleasant Shade」を発表。

    スイングジャーナル誌のアルトサックス部門で1998年から2001年まで3年連続人気投票一位を獲得。椎名豊(p)、荒巻茂生(b)、原大力(ds)との自己のカルテットを結成し、2000年末まで活動を続けた。他にも野口久和 Orchestra、正清泉トリオ、荒巻茂生グループ、植松良高&Friends、北川潔トリオ等に参加する。
    現在は、松本茜(p)、千北祐輔(b)、高橋徹(ds)というメンバーで都内のジャズクラブを中心にライブ活動を行っている。 ‬

    公式WEBサイト https://www.ne.jp/asahi/jiyou/yama/top.htm

  • 松本茜Akane Matsumoto / piano

    松本茜Akane Matsumoto / piano

    鳥取県米子市出身。幼少時代、クラリネット奏者北村英治氏のコンサートでジャズと遭遇。独学で日々ジャズ演奏の模倣を続ける。 2002年、MALTA(sax)プロデュースの第1回倉吉天女音楽祭出場、グランプリ受賞。
    2004年、バークリー音楽大学の奨学金オーディション学費全額免除試験に合格。同年に第23回浅草ジャズコンテスト・ソロプレーヤー部門にて金賞受賞。このとき共演した植松良高氏(ds)に将来性を買われ、度々上京しジャズクラブで定期的にライブ活動を行う。NHK広島放送局制作の情報番組で高校生ジャズプレイヤーとして紹介される。
    2006年4月、日本大学芸術学部進学と同時に上京。放送業界のノウハウを学ぶ傍ら、都内での本格的なライブ活動を始める。
    2008年5月、日本コロムビアレコードより、1stアルバム「フィニアスに恋して」でデビュー。
    2009年10月初渡米、NYにてNat Reeves(b)、Joe Farnsworth(ds)の両氏とレコーディング。翌年1月、2ndアルバム「Playing New York」発表。地元鳥取県米子市文化ホールにて凱旋トリオコンサートを行い、成功をおさめる。

    2013年2月、パリで開催されたJazzInJapanにトロンボーン奏者の中川英二郎氏のグループで出演。
    2013年6月、浜崎航(ts)氏とのユニット、浜崎航(ts)meets松本茜trio"BIG CATCH"より1stアルバム"BIG CATCH"をリリース。
    コアなジャズファンもジャズ初心者も笑顔になるライブは、全国各地で大きな支持を得る。同バンドでNHKセッション2014に出演。
    世界の第一線で活躍するPeter Washington(b)、Gene Jackson(ds)の両氏と3rdアルバム"Memories of you"(2015年)、4thアルバム”Night&Day”(2017年)を制作。
    2018年、自身の故郷である鳥取県の『とっとりふるさと大使』に任命される。
    サッポロビール「麦とホップ」テレビCM音楽担当
    KIRIN生茶、清水建設のウェブCMで演奏。
    ビバップを信条とし、ストレートアヘッドな自身のピアノトリオで東京都内を拠点に活動する他、山田穣(as)、中村健吾(b)、多田誠司(as)、佐藤達哉(ts)、太田朱美(fl)、中村恵介(tp)、浜崎航(ts)各氏らと共演を重ねる。(敬称略)

    公式WEBサイト http://akanejazz.com/akanejazz/Welcome.html

  • 工藤精Sho Kudo / bass

    工藤精Sho Kudo / bass

    1973年北海道生まれ。双子座、A型。音楽好きの両親の影響で幼少の頃より色々な音楽に触れ、15歳でエレキベースを手にする。高校時代のアイドルはビートルズとジャコ・パストリアスだった。
    92年弘前大学に入学し、ジャズ研に入部、ジャズとウッドベースに目覚める。
    青森、北海道での活動経て、97年、広木光一グループへの参加を機に上京。
    98・99年、ピアニスト・ケイ赤城と共演、01年には、川嶋哲朗のセネガル・ギニアツアーに参加する。
    現在、ブルームーンカルテット、高橋知己4、松下美千代トリオ、orangepekoe、植村花菜、MITCH、平戸祐介トリオ、秋山一将、清水くるみなど、数多くのミュージシャンと共演しながら、ライブを中心にツアー、レコーディングと活躍中。

  • 斉藤良Ryo Saito / drums

    斉藤良Ryo Saito / drums

    1978年広島市出身。7歳から和太鼓、12歳でジャズドラムに転向。16歳で市内のジャズクラブで清水末寿グループのドラマーとしてプロデビュー。19歳で上京後、鈴木勲、本田竹広、高橋知己、加藤真一等のグループに参加。2010年、初のリーダーバンド「秘宝感」を結成し、同年アルバムリリース。その後はジャズやブラジル音楽を中心に、小野リサ、saigenji、orange pekoe、tryphonic、松下美千代Trio、DOMADORAなど多岐に渡る活動を繰り広げる。

    公式WEBサイト https://ryosaito0707.jimdofree.com/