Introduction

2020年8月13日(木曜/夜)

濤踏 toutou

日本を代表するジャズピアニスト板橋文夫。デビューアルバム『濤』から40年の歳月を経て出会った奇跡の"無限”タップダンサー・レオナ。二人が最も信頼するベーシスト瀬尾高志を迎えて結成したトリオ『濤踏』。
怒濤に踏む!身体の躍動から紡がれるメロディーにリズム。根源的かつ無限。歴史が今、踏み拓かれる!!

メンバー紹介

  • レオナReona / tap dance

    レオナ)Reona / tap dance

    平成元年、東京下町生まれ。幼い頃よりタップを始め、 16才の春、渡辺かずみ氏に出会い、タップの虜になる。高校卒業とともに、New Yorkへ修行に出る。Chicago、Los Angels、東京で催された"Cutting Contest"に出場し、全戦優勝。10代よりソロ活動を開始。2011年、「タップがあって成り立つ音楽」をテーマに初めてリーダートリオを結成。この頃から作曲を始める。自身のタップ論、経験が大いに反映されている。現在、ジャズやインプロヴィゼーション系のミュージシャンとのライブを中心に活動。リーダーバンド「濤踏(toutou)」のほかに、林栄一(as)、瀬尾高志(b)とのトリオ、類家心平(tp)、清水くるみ(p)とのトリオなどで活躍中。自分の頭に鳴る音をタップで実体化するために、タップシューズと木板のほか、鉄板、トタン、鍋蓋、ステンレスボウル等を持ち歩き、そこにあるものも駆使している。街中でのウォーキング形式のパフォーマンス・イベント「LAND FES」や、キャバレー・ショービズ系イベントにも出演し、タップダンスとしては稀有な、“どソロライブ”(バンド、音源、振付、構成、すべて無しの即興ライブ)も主催。ライブやワークショップは、日本各地だけでなく、アメリカ、カナダ、香港、台湾、韓国、インドなどでも行っている。
    2019年10月、自身初のリーダーCD『LIVE AT SOTO』[レオナ(tap)、林栄一(as)、瀬尾高志(b)+ 高岡大祐(tuba)]をリリース。

    公式WEBサイト https://www.reonatap.com/

  • 板橋文夫Itabashi Fumio / piano

    板橋文夫Itabashi Fumio / piano

    1949年栃木県足利市生まれ。国立音大付属高から国立音大進学後、先輩である本田竹廣氏のピアノ演奏を聴いて、ジャズに開眼。在学中より演奏活動を始め、1970年、渡辺貞夫(as)クインテットでプロデビュー。以後、日野皓正(tp)、森山威男(ds)グループを経て、エルビン・ジョーンズ(ds)やレイ・アンダーソン(tb)とのワールドツアー、自己のトリオやミックスダイナマイトでの活動、全国の幼稚園、小中学校での演奏交流、アフリカツアー、幅広いジャンルの芸術家との交流など、全身汗びっしょりになりながら精力的に活動。名実共に日本を代表するジャズピアニストである。柳町光男監督「19歳の地図」をはじめ、映画音楽も多数手掛けている。力強く野性的で嵐のごとく、時に優しく、生命力を感じさせる響きで問いかけるサウンドの奔流。「ジャズとは」「即興と作曲とは」「音楽とは」「生きることとは?」 2019年、古希ツアーを終えた今なお、自らの演奏にその答えを求め続けている。

    公式WEBサイトhttp://bowz.main.jp/itabashi/index.html

  • 瀬尾高志Seo Takashi / bass

    瀬尾高志Seo Takashi / bass

    1979年札幌生まれ。コントラバスを藤澤光雄氏に師事。2001年、キューバ、アメリカ各地を旅しながらセッション・ライブを重ねる。2006年、横浜ジャズプロムナード・コンペティションに石田幹雄トリオで出演し、グランプリと横浜市民賞を受賞。板橋文夫(p)、竹村一哲(ds)とのトリオ「FIT!」、ベルリンのピアニストAchim Kaufmannとのduo、原田依幸(p)、近藤直司(bs)、小山彰太(ds)との「魚群探知機」、トリスタンホンジンガー(cello)のグループ「House of Wasps」や、酒井俊、カルメンマキ、宅"shoomy"朱美、寺田町らシンガーとの共演、能楽師笛方の一噌幸弘とのプロジェクト、コントラバス独奏、工藤丈輝、ジャン・ローレン・サスポータス、レオナなどダンサーとの共演も多い。また、コントラバス集団「漢達の低弦」を主宰。国内外のフェスティバルに多数参加。独自の感性と探求心で、ジャンルの垣根なく演奏活動している。

    公式WEBサイトhttps://www.seotakashi.com/