Introduction

2020年8月8日(土曜/夜)

守谷美由貴 bassless trio

2019年12月にニューアルバム『むかしむかし』をリリースしたサックスプレイヤー守谷美由貴をリーダーとし活動するユニット。ピアノの永武幹子、ドラムの今泉総之輔と共に自身が制作した曲の他、日本におけるフリージャズの巨匠、山下洋輔トリオの楽曲や黒澤映画の代表作の1つでもある『用心棒』のテーマソングなど様々な音楽を取り入れ演奏する。守谷の好む往年の日本ならではの音楽の雰囲気を大切にしつつ、ジャズコンボの基本となるベースを敢えて入れないスタイルで枠に囚われない自由な演奏を繰り広げるトリオ。

メンバー紹介

  • 守谷美由貴Miyuki Moriya / alto sax, soprano sax

    守谷美由貴Miyuki Moriya / alto sax, soprano sax

    香川県出身。中学の吹奏楽部からサックスを始め、大阪音大短大部でクラシックを赤松二郎に学ぶ。その後東京に転居し、土岐英史、多田誠司にジャズを学ぶ。鈴木勲(b)グループ、女性バンドBIANCAのメンバーとして活動。2006年発売のオムニバスアルバム『LE CHOCOLATE DE H』(Victor Entertainment)の中に自作の「Chocolate」が収録される。2008年発売のアルバム『BIANCA』(テイチクタクミノート)でメジャーデビューし、ADLIBアワード国内ニュースター賞を受賞。その後は自身のリーダーバンドでの活動に重点を置き、2010年10月、自主レーベルCoume Musicより初のリーダーアルバム『Cat’s Cradle』、2019年12月にセカンドアルバム『むかしむかし』をリリース。 その他にも、日野皓正(tp)、山下洋輔(p)、峰厚介(ts)、森山威男(ds)、林栄一(as)、今村祐司(per)、などのベテランとの共演、日野皓正PRESENTS“JAZZ FOR KIDS”に「DREAM JAZZ BAND」の講師として参加するなど様々な活動をしている。

  • 永武幹子Mikiko Nagatake / piano

    永武幹子Mikiko Nagatake / piano

    千葉県船橋生まれ。5歳でクラシックピアノを始める。中学時代はブラスバンド部でトランペットを担当。千葉県立船橋高校卒業後、早稲田大学法学部入学。伝統ある同大モダンジャズ研究会に入り、ジャズピアノに専念。ライブハウスのセッションに加わり、腕を磨く。ジャズピアニストの清水くるみ氏に師事。大学卒業後はプロのジャズピアニストとして活動を始め、現在に至る。
    若手ジャズピアニストの中では最も注目を浴びている一人。自身がリーダーのトリオ(J.J.Soul ほか)、サックス奏者加納奈実とのデュオ・ユニットJabuticaba(ジャボチカバ)で活動する一方、増尾好秋、酒井俊のグループやさまざまなバンドのピアニストを務めている。

    公式WEBサイト http://mikikonagatake.com/

  • 今泉総之輔Imaizumi Sounosuke / drums

    今泉総之輔Sounosuke Imaizumi / drums

    青森県十和田出身。三沢米軍基地に近い街で育ち、ブラックカルチャーに影響を受けてドラマーを志す。2004年に上京し、本格的にセッションドラマーとして活動開始。大友康平、河口恭吾などのレコーディングに参加するほか、ジャズドラマーとして土岐英史、纐纈歩美などのライヴにも出演。quasimode の企画アルバム”mode of blue”参加を契機に、2009年よりquasimode の正式メンバーとして活躍。2012 年にはイルマリによるバンド、The Beatmos に加入。2015年9月、ジャズ・アルバム『凛』を発表。現在は自身のバンド Cosmic Temple を率いて活動する一方、守谷美由貴ベースレストリオ、荒武裕一朗トリオ、金子健トリオなどのドラマーとして活躍中。

    公式WEBサイト http://www.imaizumisohnosuke.com/